大文字山登山のすゝめ
これはなに
皆さんは、五山送り火をご存じでしょうか?毎年のお盆に京都で開催されている五山送り火、その中でも特に有名なのが大文字焼きです。昨年と今年はソーシャルディスタンス大文字焼きが話題となり、テレビやSNSで一度は見たことがある方も多いのではないのかと思います。詳しいことは以下のサイトをご覧ください。
さて、そんな大文字焼きですが、如意ヶ嶽という山の標高330m程度のところにある大文字の火床で行われており、大文字焼きの当日以外はいつでも行くことができます。綺麗な夕焼けや夜景、運がいいときは鹿がいたりなど、どの時間に登っても楽しめます。
しかし、気軽に登れるとはいえ、山であることに変わりはありません。登山口や登山道は制覇しきれない程度にはありますし、遭難の可能性もあります。初めての時は登ったことがある人に連れて行ってもらうのが良いでしょう。とはいえ、そんな都合よく周りにいるとも限らないと思うので、大文字火床まで20回以上は登ったことがある私が、定番の登り方を軽く紹介できればなと思い、この記事を書いています。
夜の大文字山に登りたい方は以下より↓
本題
というわけで、さっそく始めます。出発は以下の地点とします。コースは無限にあるのですが、今回は一番定番のコースです。
持ち物ですが、靴は普通の靴で大丈夫です。飲料は500mlが1本あればおそらく十分です。自転車を止める場所はあるので、出発地点までは自転車で行って大丈夫です。時間ですが、最低2、3時間程度は見積もっておくことをお勧めします。実際の山道は登り40分、下り20分程度です。
登山口まで
出発地点の交差点から銀閣寺の道まで東に進んでください。哲学の道に沿う形になります。しばらく歩くと交差点があり、そのすぐ後ろにトイレがあります。これ以降トイレはないので、ここで行っておきましょう。
次に、上の交差点の写真に書いてある赤矢印の道に入ってください。まあまあな上り坂があり、奥に銀閣が見えます。ウォーミングアップだと思って頑張りましょう。
さて、坂を上りきると銀閣寺の入り口があります。今回の目的はここではないので、スルーです。この道を左に進んでください。
道を進んでいくと、自転車置き場があります。ここに自転車が1台も置いていないのは見たことがないので、多分分かると思います。自転車できた人はここに置きましょう。
少し進むと分岐があります。右に行ってください。
すぐに自販機が見えてきます。ここが最後の飲料入手スポットなので、飲料を持っていない人はこの自販機で買いましょう。ここが登山口です(と勝手に思っている)。
登山口から火床まで
10分程度川沿いに歩くと、右手に橋があるので渡ってください。暗いと気付きにくいので気を付けてください。この橋を見逃して直進すると、行き止まりになっています。この先から本格的な山道になるので、気を付けてください。
5分程度歩くと少し開けた空間に出ます。直進してください。ここから次の休憩スポットまでは若干長いので休憩してもいいかもしれません。
15分程度歩くと、かなり広い空間に出ます。看板が立っているのですぐに分かると思います。以下の写真の赤矢印のように左に抜けてください。
5分程度歩くと、地獄の階段があります。ここを登れば終わりなので頑張りましょう。火床からの景色のネタバレになるので、着くまでは右を向かないことをお勧めします。
階段を上りきると火床に出ます。初めて上った時の感動はかなり大きいです。昼間でも、写真で見るよりかなり圧巻の景色です。
下山は元来た道を辿ればいいですが、登りと違って分岐がないので間違えることはないと思います。疲れていると思うので、気を付けて下山してください。